ケーブルを保護する管路材には、高度な安全性・耐久性が求められます。
杉江製陶のセラダクトは、「硬い、錆びない、燃えない」セラミックスの特性に、耐圧性と耐久性を付加しました。また、建設汚泥を再利用するなど環境にやさしい多様な製品を開発・生産しています。
原料は、東海地区から豊富に産出する7種類の粘土や骨材を貯蔵して乾燥します。
原料1
原料2
搬入された原料は、土練機で水分調整を行い練り上げた後、コンベアーで成形機に分配します。
土練供給機
水分調整
コンベアー
所定の金型を装着した真空押し出し成形機へ原料を投入、セラダクトAの素地を成形し、端面の仕上げを行った後、乾燥室に送ります。
真空押出し成形機1
真空押出し成形機2
端面仕上げ
ひび、割れを防ぐため、低温での1次乾燥、高温での2次乾燥により約2週間乾燥します。
乾燥
乾燥後、長さ調整と端面を研磨します。
長さ調整と端面研磨
管外面と孔内をガラス質の釉薬を施します。
施釉1
施釉2
120mトンネルキルン窯(焼成窯)により、最高温度1200℃で約5日間焼成します。
トンネルキルン窯1
トンネルキルン窯2
外観、打音、寸法検査、強度試験の後、孔内の点検と仕上げをします。
打音検査
孔内検査
強度試験
置き場に保管します。
保管1
保管2
注文に応じ製品・付属品を準備し、梱包の後、出荷します。
出荷1
出荷2